資本金と出資金の違い

資本金と出資金の違い

資本金と出資金の違い

- 概要 -

資本金とは、会社の資本のことである。資本金の金額によって会社の規模が判断できる。それに対して出資金とは、会社や団体に提供する資金のことである。

- 詳しい解説 -

資本金とは、会社の財産として確保される、法律(会社法)の規定に基づく資産のことである。実際の会社財産と連動して増減せず、一定である。日本の株式会社では、貸借対照表の純資産の部のうち株主資本、持分会社では社員資本で構成されるものである。資本金の額は、会社を設立する際や株式を発行する際に株主となる者が会社に支払った財産の額で、そのほかに準備金や剰余金を組入れることもある。

出資金とは、会社や団体に財産を提供する資金のことである。狭義には、株式、持分等を取得する形で財産を提供すること。出資した者を出資者という。出資の見返りとして、株式、持分、出資などの地位や権利が与えられる。資本金は出資金の一種といえる。