- 概要 -
ジャズとは、アフリカ音楽のリズムと西洋の音楽理論を融合させた音楽のジャンルのことで、即興演奏を中心としている。それに対してポップスとは、大衆的な流行歌のことである。ジャズと違って即興演奏はしない。
- 詳しい解説 -
ジャズとは、アフリカの民族音楽のリズム感覚と西洋音楽の楽器、音楽理論が融合した、音楽の形式である。19世紀末以降に発生した。アメリカ南部ルイジアナ州の都市ニューオリンズがジャズの発祥地と言われる。ピアノ、管楽器、ギターやベースなどの弦楽器、ドラム、といった楽器が使われる。コードにあわせて各楽器がアドリブ(即興)で演奏をすることに特徴がある。
それに対してポップスとは、popularのPOPが語源であり、流行歌や大衆的な歌のことを指しているが、特に親しみのあるメロディーで覚えやすい曲調のもののこと。しかし今日の日本では、かつてならロックと呼ばれたようなバンドがJ-POP(日本のポップス)という言葉でカテゴライズされる傾向にある。ジャズと違い、基本的に即興演奏はしないもの。