種子と種の違い

種子と種の違い

種子と種の違い

- 概要 -

種子とは、植物が繁殖するための受精卵である胚を含んだ散布体である。学術的な場面で使われる。一方、種とは種子と同じ意味で、日常的な場面で使われる。

- 詳しい解説 -

種子とは、植物の雄と雌が受精し、めしべの胚珠から発達した胚を含むもののことで、種子から芽が出て植物が育つ。種子の状態で二種類に分類され、被子植物の場合は種子は子房に包まれている。これは後に実となる部分である。裸子植物はめしべの表面に種子がついている。それに対して種とは、「種子」と同じ意味で使われる一般的な言葉である。植物学や学問的な場面としては「種子」が使われているが、日常的には「種子」という単語はあまり使わない。