蒸気と水蒸気の違い

蒸気と水蒸気の違い

蒸気と水蒸気の違い

- 概要 -

蒸気とは、液体が気化して気体になっている状態のことである。それに対して水蒸気とは、水が気体になった状態をさす。蒸気は気体なので透明で、白くみえる霧状のものは湯気である。

- 詳しい解説 -

蒸気とは、液体が気化したもの、気体となっている状態のことを指す。蒸気は透明で目に見えない状態をいう。蒸気は空気に触れて冷やされると微小な水滴に戻って霧状に白く見える。白くなっている状態は「湯気」であって、蒸気ではない。

一方、水蒸気とは、水が気化したもの、つまり蒸気のことである。蒸気は水も含めてすべての物質が沸騰して気体になったことを指すが、水蒸気という語は水という物質だけの蒸気を指す。水の場合、沸点が100度なので水蒸気も100度である。