シリアルとパラレルの違い

シリアルとパラレルの違い

シリアルとパラレルの違い

- 概要 -

シリアルとは、シリアル転送のことで、データを1本の線で送信するデータ転送の形式のことである。コンピュータ外部装置の接続に使われることが多い。代表はUSBである。パラレルとは、データを複数の走行線で平行して送信するパラレル転送のことである。コンピュータ内部での接続に使われることが多い。

- 詳しい解説 -

シリアルとは直列の意味で、データを1ビットずつ順次送信するシリアル転送(シリアル送信)のことである。コンピュータ外部装置の接続に使われることが多い。代表はUSBである。

それに対してパラレルとは並列の意味で、パラレル転送(パラレル送信)は、8ビットのデータを8本の走行線で平行して送信するパラレル転送のことである。コンピュータ内部での接続に使われることが多い。かつてはプリンタとPCの接続にパラレル転送のPCIケーブルが用いられていたが、今日ではUSBに取って変わられている。データ転送の大容量化、高速化には、パラレル転送よりもシリアル転送が適しているからである。