シロツメクサとレンゲの違い

シロツメクサとレンゲの違い

シロツメクサとレンゲの違い

- 概要 -

シロツメクサとはクローバーのことで、ヨーロッパからの帰化種である。葉っぱに白い筋が入る。一方レンゲとは、シロツメクサと同じマメ科の植物であるが、白い筋はなく、花びらの数がまばらである。

- 詳しい解説 -

シロツメクサとは、クローバーの別名で、西洋シャジクソウともいう。ヨーロッパ原産で、マメ科の多年草。江戸時代にオランダからの献上品が送られてきた際に、緩衝材としてこの草が入っていたため、「白詰め草」と名づけられた。その後明治時代に家畜の飼料として輸入されて、こぼれ種が帰化して全国に広まった。葉っぱの真ん中に白い曲線が入っている。

それに対してレンゲとは、別名ゲンゲ、レンゲソウともいう。中国原産で、マメ科の多年草。葉っぱに白い筋がなく、花びらの数も少ないため、シロツメクサとの区別がつきやすい。花には蜜が豊富で、ハチミツにはレンゲ由来の蜜が多い。