人材と人財の違い

人材と人財の違い

人材と人財の違い

- 概要 -

人材と人財は、近年の企業の人材育成において区別して用いられている言葉で、人材は単なる材料であり代替がきく社員、人財は企業の財産になる能力の高い社員、のように意味を持たせて使われている。

- 詳しい解説 -

人材とは、才能、才知がある人物、役に立つ人物のことである。後述する「人財」という新語との対比によって、人をたんなる材料と見なす意味に捉えるケースも見られるが、本来「材」という漢字は、生まれつき有する能力、また、それを有する人を指す。

それに対して人財とは、本来の漢字「人材」の意味を発展させて、人=財産という意味を持たせた、比較的新しい用法の単語である。実績を持ち、成長が期待できる、企業にとって財産になりうる人材、のことを指す。そこから、人を財産として大事にすることをアピールする会社も出てきている。