スクーターと単車の違い

スクーターと単車の違い

スクーターと単車の違い

- 概要 -

スクーターとは、座面が広く、足置きがある自動二輪車のことである。排気量50cc〜150ccのクラスが主流であるが、50cc以上のビッグスクーターも人気である。一方単車とは、自動二輪車の総称である。その由来は、サイドカーを付けずに単独で走る二輪車という意味である。

- 詳しい解説 -

スクーターとは、自動二輪車(オートバイ)のうち、エンジンが座面の下にあり、座面が広く、座面の下が荷物入れになっている、座面とハンドルの間に足置きがある、タイヤ直径が22インチ以内のものといった特徴のあるもののこと。排気量は50ccから世界最大で839ccまで、さまざまであるが、50cc超-150ccの排気量の車種が一般的である。

一方単車は、自動二輪車(オートバイ)の意味で使われる言葉である。その語源は、昭和初期に使われていたサイドカー付きオートバイに遡る。当時は自動車が普及しておらず、荷物や人を運ぶためにサイドカーを付けたオートバイは一般的だった。その後、サイドカー(側車)を付けていないオートバイが単車と呼ばれるようになった。今日では古風な言葉である。