スタッドレスとラジアルの違い

スタッドレスとラジアルの違い

スタッドレスとラジアルの違い

- 概要 -

スタッドレスとはスタッドレスタイヤのことで、雪道用のスノータイヤで、タイヤに深い溝があり、ゴムが柔らかいなどの特徴がある。ラジアル、つまりラジアルタイヤとは、タイヤの構造による種類である。今日使われている自動車用のタイヤはほとんどはラジアルタイヤであり、スタッドレスもラジアルタイヤの一種である。

- 詳しい解説 -

スタッドレスとは、スタッドレスタイヤのことで、旧来のスパイク(鋲)タイヤと異なり、スタッド(スパイク)のないタイヤという意味。凍結路、積雪路の走行に適した冬用のタイヤとして開発された。スタッドレスタイヤの特徴としては、普通のタイヤより深い溝、柔らかいゴム、グリップ性能の向上のために気泡を含んだり、ガラス繊維、クルミの殻、鶏卵の殻などの異物を混入するなどの工夫がある。

それに対してラジアルとは、ラジアルタイヤのことで、タイヤの進行方向に対して直角にゴムの繊維(カーカス)を配置しており、ホイールを中心にコードが放射状に並んでいるため、ラジアル(放射状)と呼ばれる。スタッドレスタイヤもラジアルタイヤの一種である。