酢とみりんの違い

酢とみりんの違い

酢とみりんの違い

- 概要 -

酢とは、主に米や麦などの穀物と麹で作られる酸っぱい味の調味料のことである。それに対してみりんとは、もち米、麹、焼酎で作られる甘い味の調味料のことである。みりんにはアルコールが含まれ、酒税法で酒に分類される。

- 詳しい解説 -

酢とは、酸味のある調味料のことである。米や麦などの穀物、りんごやぶどうなどの果物を原料とする。長期間かけて穀物や果物の糖が発酵作用によってアルコールとなり、さらにその後アルコールが酢酸に変化することによって、酸味がある。酢酸を3〜5%含んでいる。

それに対してみりんとは、蒸したもち米と麹を焼酎に長期間漬け込み、発酵作用によって醸造した調味料で、米のでんぷんが糖に変わるため甘い。酒税法上は酒に分類され酒税が課される。