砂と土の違い

砂と土の違い

砂と土の違い

- 概要 -

砂とは、16分の1mmから2mm未満の大きさの岩や石の粒子のことである。それに対して土とは、砂、粘土、礫などの他に腐植物を含んだ土壌のことである。

- 詳しい解説 -

砂とは、岩や石が細かく砕かれたり小さく削られたもので、粒の直径が16分の1mm以上、2mm未満のものを砂という。砂地では有機物が少なく保水力や栄養がないため植物が育ちにくい。

それに対し土とは、粘土、砂、砂よりも大きい礫、砂利、のほかに、生物の死骸や堆積した落ち葉、倒木などの腐植物が微生物によって分解された有機物などを含む、地表を覆っている土壌のことである。各地の土壌は同じものではなく、それぞれの土地に固有の成分や成分の割合がある。それによって、同じ種の植物を育てても味が異なったり、育ち方が異なったりする。