炭と薪の違い

炭と薪の違い

炭と薪の違い

- 概要 -

炭とは、木材を燃やして炭化した燃料である。それに対してまきとは、木材を乾燥させただけの燃料である。炭は火がつきにくいが熾き火で長持ちし、薪はすぐに火がつき炎が大きくなるが早く燃え尽きる。

- 詳しい解説 -

炭とは、細く割った木材を高温で蒸し焼きにして炭化させた真っ黒い燃料である。燃えると遠赤外線を出し、炭焼き料理で肉や魚をふっくら焼き上げる。燃焼時間が長いため長時間の煮込み料理にも向く。

一方薪とは、細く割った木材を乾燥させた燃料である。しっかりと乾燥させた薪であれば、炭よりも火がつくのが早く、一気に燃え上がる。そのため、キャンプファイアーの燃料としては薪が用いられる。その反面、燃え尽きるのが炭よりも早い。