席亭と寄席の違い

席亭と寄席の違い

席亭と寄席の違い

- 概要 -

席亭とは、もとは寄席と同義語だったが、今日では「寄席の亭主」という意味で用いられることが多い。寄席とは、落語、講談、漫才などを見せる演芸場のことである。もとは寄席=「よせせき」と言っていたのが略して「よせ」と呼ぶようになった。

- 詳しい解説 -

席亭とは、もとは後述する寄席と同義語だったが、今日では「寄席の亭主」という意味で用いられることが多い。常設の寄席(=定席)の経営者を指すほか、寄席会落語会の興行主も席亭と呼ぶ。

それに対して寄席とは、落語、講談、漫才などを見せる演芸場のことである。もとは寄席=「よせせき」と言っていたのが略して「よせ」と呼ぶようになった。常設の寄席はかつて全国に存在したが、娯楽の多様化とともに存続が困難となり、今日では狭義の意味での落語定席は東京に4つ残っている。