ゼリーとババロアの違い

ゼリーとババロアの違い

ゼリーとババロアの違い

- 概要 -

ゼリーとは、果汁とゼラチンを混ぜて冷やし固めた冷菓である。それに対してババロアとは、果汁と牛乳、卵黄、砂糖、ゼラチンを混ぜて冷やし固めた冷菓である。ゼリーよりもババロアの方が濃厚な味わいで、やや柔らかい。

- 詳しい解説 -

ゼリーとは、ゼラチンを用いて果汁やシロップを冷やし固めた冷菓である。ゼラチンとは、豚の皮や骨に含まれるコラーゲンを抽出したもののことで、温かい状態では液体だが、冷えると固まる性質をお菓子つくりに利用している。

一方ババロアとは、果汁、牛乳、卵黄、砂糖を混ぜてゼラチンを加えて冷やし固めたものである。ゼリーの方があっさりした味で、しっかりと固まっているのに比べて、乳製品や卵黄を使っているババロアの方が濃厚な味で、ゼリーよりも多少柔らかい。近年は、ゼリーもババロアも、ゼラチンの代わりに海藻類から抽出された新しい凝固剤「アガー」が使われることもある。