専業主婦とニートの違い

専業主婦とニートの違い

専業主婦とニートの違い

- 概要 -

専業主婦とは、結婚していて仕事をしていない女性のことである。それに対してニートとは、就労も就学も就職活動等もしていない15歳以上35歳未満の若者のことである。家事労働を担っている専業主婦はニートではない。

- 詳しい解説 -

専業主婦とは、結婚している女性であり、なおかつ、就業していない者のことである。厚生労働省は、家事手伝いをニートに含めるか否かの議論に対して、「ニートに含めない」という見解を示しており、それが政府の公式見解となっている。つまり、専業主婦は家事労働を行っているためニートではない。

それに対してニートとは、15歳以上35歳未満で、就労していない、学生でない、就職活動をしていない、職業訓練を受けていない者のことである。Not in Education, Employment or Trainingの略(NEET)。失業中でも就職活動をしていればニートではない。また、アルバイトはニートではない。専業主婦は家事労働をしているためニートではない。