戦争と内戦の違い

戦争と内戦の違い

戦争と内戦の違い

- 概要 -

戦争とは、国と国による総力戦のことである。一方内戦とは、国家内部の武装集団による戦いのことである。規模の大きな内戦は戦争と呼ぶ場合もある。

- 詳しい解説 -

戦争とは、国家と国家との戦いである。外交問題を武力で解決しようとしたり、領土拡張を狙う国家が他国に対して武力行使することが戦争の発端となることが多い。内戦や内乱も戦争に含める場合もある。

内戦とは、武装したある思想集団や目的を一にする集団、特定地域を母体とする集団同士で戦ったり、国家と反対勢力との戦いのことを指す。国家の枠を超えて多国間で連動した内戦もあるが、普通は、国内の勢力同士の戦い=内戦である。しかし明確な定義はなく、内戦を戦争と呼ぶ場合もある。例えば、アメリカ南北戦争、日本の戊辰戦争などである。