全粉乳と脱脂粉乳の違い

全粉乳と脱脂粉乳の違い

全粉乳と脱脂粉乳の違い

- 概要 -

全粉乳とは、生乳を乾燥させて粉末にしたもの。それに対して脱脂粉乳とは、生乳から脂肪分を抜いた上で乾燥、粉末にしたもの。スキムミルクともいう。

- 詳しい解説 -

全粉乳とは、生乳を乾燥し粉末にした乳製品。脂肪分を抜いて乾燥させた脱脂粉乳より脂質の酸化による劣化が早いため長期保存には向かない。脱脂粉乳より風味が残っている。カフェオレ、ミルクティなどの缶飲料の原料として使用されることが多い。

それに対して脱脂粉乳とは、生乳から脂肪分を抜いて乾燥、粉末にしたもの。スキムミルクともいうが、英語の「スキムミルク」は脱脂乳のことで、液状のものもある。脱脂粉乳を水で溶いて牛乳の代わりに飲用することもあるが、加工乳製品の風味付けや加工食品の材料として使われる。