ダークスーツと礼服の違い

ダークスーツと礼服の違い

ダークスーツと礼服の違い

- 概要 -

ダークスーツとは、ダークグレー、黒、濃紺など暗い色のスーツのこと。礼服とは深く濃い黒色のスーツで冠婚葬祭用に着用するものを指す。

- 詳しい解説 -

ダークスーツはダークグレー、黒、濃紺など暗い色のスーツ全般を指し、目立たないストライプが入ったものなどデザイン性のあるものもある。ビジネスシーンから結婚式まで幅広く使うことができる。

それに対して礼服とは、冠婚葬祭などの改まった席での正装である。日本では一般的に冠婚葬祭用の深く濃い黒色のスーツを指す。ブラックフォーマル、フォーマルスーツとも言う。しかし、ブラックフォーマルは略礼服であり、礼服のなかでは最も格が下である。正礼服は燕尾服(イブニングコート)、モーニング(モーニングコート)、準礼服はタキシードで、その下にブラックフォーマルが来る。TPOにも決まりがあり、昼間の慶事で正装を求められたら燕尾服かモーニングを着用、夜の慶事にはタキシード(近年は昼間の着用も認められるようである)、葬儀の喪主を務める場合には正式にはモーニングを着用する。日本のブラックフォーマルは白ネクタイをしたとしても全身が真っ黒で海外のパーティや慶事の場では異質なため、着用を控えた方がよい。