たくあんとべったら漬けの違い

たくあんとべったら漬けの違い

たくあんとべったら漬けの違い

- 概要 -

たくあんとは、干した大根を糠と塩で漬けた漬け物のことである。一方べったら漬けとは、大根を塩漬けして、米麹、砂糖、塩で漬けた漬け物のことである。べったら漬けは甘く、水気が多く白い。

- 詳しい解説 -

たくあんとは、大根を干して少し乾燥させたのち、塩、米ぬか、干した果物の皮などと付け込んだ漬け物のことである。漢字で沢庵と書く。沢庵和尚が考案したというのが名前の由来と一説には言われている。鮮やかな黄色になっているものは、天然のクチナシで色づけしているか人工着色料を用いている。長期保存のため、本格的なたくあんは塩気が強くぬかの臭いも強い。

一方、べったら漬けとは、大根を塩漬けしたあと、米麹、砂糖、塩で漬けた漬け物のことである。江戸、現在の東京が発祥の漬け物で、たくあんと比べると甘く瑞々しい味である。