炊くと蒸すの違い

炊くと蒸すの違い

炊くと蒸すの違い

- 概要 -

炊くとは、食材を湯で煮ること、特に米などの穀物を煮ることを指す。それに対して蒸すとは、水蒸気で食材を加熱することである。

- 詳しい解説 -

炊く、という言葉は、主に穀物を水から茹でて加熱することを意味する。特に穀物が水分を十分に吸って膨らみ、なおかつ余分な水分が残らない状態で出来上がること。しかし関西では、煮るとほとんど同じ意味で「炊く」を使うことがある。「野菜の炊き合わせ」など。

それに対して蒸すとは、下の鍋でお水を沸騰させ、その水蒸気によって重ねた上の鍋に入れた食材を加熱する方法のことである。煮炊きするよりも水っぽくならずにすむ。もち米の場合も、炊飯器や釜で炊くと水っぽくなってしまうため、蒸した方がおいしくできあがる。