宅配便とメール便の違い

宅配便とメール便の違い

宅配便とメール便の違い

- 概要 -

宅配便とは、運輸や運送を行う会社による、小包をある場所からある場所へ配送するサービスのことである。それに対してメール便とは、薄くて軽めの荷物を定額で配送するサービスである。

- 詳しい解説 -

宅配便とは、ある場所からある場所へ小包を配送してくれる、運送会社のサービスのことである。一般名詞のように使われている「宅急便」という名称はヤマト運輸の商標である。送れる荷物の大きさは、ほとんどの会社が3辺の合計160cm以内、重量25〜30kg以内に限られており、それ以上の大型のものは、別の配送サービスを利用しなければならない。

それに対してメール便とは、厚さ2cm以内、3辺の合計60cm以内、重量1kg以内のモノを配送してくれるサービスである。ヤマト運輸のメール便や佐川急便の飛脚メール便、郵便局のゆうメールなどが該当する。メール便は、本やCDなど薄くて軽い物を送るのに適した発送方法で、宅配便はダンボールに入れて送るような大きい荷物を送るのに適している。また、メール便は厚さが1cm以内は82円、厚さが2cm以内は164円、全国一律の安い料金で送ることが出来た。郵便局の普通郵便やゆううメールと異なり、ヤマト運輸のメール便は荷受番号で追跡が出来た点も人気だったが、しかし2015年3月にサービスを終了している。信書をメール便で送る法律違反のケースが後を絶たなかったためといわれる。宅配便はサイズと送る距離によって送料が変わり、もっとも小さいサイズの60サイズで700円程度かかる。