男爵とメークインの違い

男爵とメークインの違い

男爵とメークインの違い

- 概要 -

男爵とはじゃがいもの品種で、デコボコした形でホクホクした食感である。それに対してメークインとは、皮がツルツルして表面が滑らかなじゃがいもので、身が締まっているため煮崩れしにくい。

- 詳しい解説 -

男爵とは、じゃがいもの品種、男爵芋のことである。北海道で農業を指導した川田龍吉男爵が開発したことから「男爵芋」と呼ばれるようになった。形は丸に近いがゴツゴツ、デコボコしており、でんぷん質が多く、加熱するとホクホクした食感になる。東日本では男爵の流通が多い。

それに対してメークインとは、じゃがいものの品種で、平べったい楕円形で皮はツルツル滑らか。組織のキメが細かく詰まっているため、煮崩れしにくい。西日本ではメークインの流通が多い。男爵は煮崩れやすいため、ポテトサラダやコロッケ向き、メークインはカレーや煮物などの煮込む料理向き、と言われるが、ホクホクした食感の男爵芋で肉じゃがなどの煮物を作っても美味しい。