中華民国と中華人民共和国の違い

中華民国と中華人民共和国の違い

中華民国と中華人民共和国の違い

- 概要 -

中華民国とは、清朝を打倒した辛亥革命を経て中国に樹立した国家であり、第二次世界大戦後の内戦により台湾へ亡命し、台湾を実効支配している。一方、中華人民共和国とは、第二次世界大戦後の内戦に勝利した中国共産党によって樹立した国家である。

- 詳しい解説 -

中華民国とは、清朝を打倒した辛亥革命を経て1912年中国に樹立したアジア発の共和制国家であり、第二次世界大戦後におきた中国共産党との内戦により台湾へ亡命し、台湾を実効支配している。国家を自認しているが、国際的には「地域」の扱いである。日本との国交はないが経済的・文化的な結びつきが強く、親日家が多いことでも知られている。

一方、中華人民共和国とは、第二次世界大戦後の内戦に勝利した中国共産党によって樹立された共産主義を掲げる国家である。経済では資本主義的体制を取り入れ、今日では日本を抜いて世界第2位の経済大国となっている。台湾は中国の一部であると主張しており、よって中華民国を国家と認めていない。