注射と点滴の違い

注射と点滴の違い

注射と点滴の違い

- 概要 -

注射とは、スポイト式の容器に針がついた注射器で血を
吸入したり、薬剤を注入したりすることである。それに対して天敵とは、点滴静脈注射が正しい言い方で、静脈に針を入れて長時間をかけて薬剤を体内に流すことである。

- 詳しい解説 -

注射とは、スポイト式の入れ物に針がついた注射器によって、少量の予防薬や治療薬を体内に注入すること、また、採血を行うために血を吸引することである。注入器、採血器、どちらも注射という。短時間で一定の量を一気に入れることを目的とするため、針は点滴の針よりも太めになっている。しかし用途によって針の太さにも種類があったり、目的に応じて針を刺す場所は皮下、皮内、筋肉内、静脈と変えている。

それに対して点滴とは、正式には「点滴静脈注射」と言う。薬剤や栄養剤などを体内に注入するために行う。点滴の場合は静脈注射を行って、そのまま針を残して薬剤の管を繋げ、脈拍に合わせてゆっくり薬剤を投与する。血中薬剤濃度の急上昇を抑え、副作用を回避するためである。針を刺しっぱなしにするためや、点滴液を少しずつ入れていくため針は細くできている。