調剤薬局とドラッグストアの違い

調剤薬局とドラッグストアの違い

調剤薬局とドラッグストアの違い

- 概要 -

調剤薬局とは、医師の処方箋に基づいて薬剤師が調剤する薬局の事である。それに対してドラッグストアとは市販されている大衆薬のほか、日用品や食品も扱う小売店のことである。

- 詳しい解説 -

調剤薬局とは、薬剤師が常駐し、医師からの処方せんに従って処方薬を調剤することができる薬局のことである。薬局と名乗ることができるのは、医薬品医療機器等法にしたがって薬局開設許可を受けた店舗だけである。接客する売り場とは別に調剤室を有し、調剤室についても法によって規制されている。

それに対して、ドラッグストアとは市販の医薬品、日用品や食品も販売している小売店のことである。医薬品のうち、重大な副作用の心配がある第一類医薬品は、薬剤師が不在になっている場合は販売することができない。ドラッグストア自体は登録販売者のみでも開業することができるが、調剤室がない店舗や薬剤師のいない店舗では店舗名として「薬局」を使用できない。