- 概要 -
ディーラーとは、自らが有価証券の売り買いをおこなってリスクをとりながら利益を上げる者のことである。それに対してブローカーとは、有価証券の売り買いの間を取り持つ仲介役のことである。
- 詳しい解説 -
ディーラーとは、株券、債券、外貨などの売り買いを自分で行っている者や企業のことである。リスクをかかえながら売り買いをすることで利益を得ることができる。
それに対してブローカーとは、仲介業者の意味で、投資家とディーラーを仲介したり、株券、債券、投資信託、外貨などの売り手と買い手を仲介したりすることで、手数料を得る者のことをブローカーと言う。金融業界のブローカーという職種は世間では馴染みがないためか、一般的では、移民ブローカー、人身売買ブローカーなど、法律を犯す行為に加担する悪徳業者のイメージが付きまとっている言葉である。