- 概要 -
鉄筋とは、建築資材に使う鋼の丸い棒のことである。鉄筋だけを単独で使うことは少なく、鉄筋とコンクリートを使った工法は鉄筋コンクリート造という。それに対して木造とは、木を使った工法である。
- 詳しい解説 -
鉄筋とは、一般には鋼製の丸い棒で、建築資材の鉄骨の骨組みのことである。また、それを使った建造物のことである。大型のマンション、ビルは鉄筋とコンクリートを使っており、鉄筋はコンクリートを補強して一体となって支える。鉄筋コンクリートと言う。一般の家庭用の建築でも、耐震性や耐久性のために鉄筋コンクリートで作られる場合もある。火災保険の掛け金は鉄筋構造の場合に安くなる。
それに対して木造とは、木を骨組みとして使っている建造物のことである。筋交いという工法で耐震性を高めるが、鉄筋コンクリート構造のものよりも地震には弱いとされる。しかし、五重塔などの古い木造物でも揺れを吸収して倒壊を防ぐ構造を持っているものもある。