通り雨とにわか雨の違い

通り雨とにわか雨の違い

通り雨とにわか雨の違い

- 概要 -

通り雨とは、雨雲が通り過ぎるような短時間に急に降ってすぐに止むような雨の降り方のことである。一方、にわか雨も急に(にわかに)降り出す雨のことである。気象用語としては、にわか雨の方が使われている。

- 詳しい解説 -

通り雨とは、気象用語としては明確な定義はないが、比較的狭い範囲で一時的に急に降ってきて、短時間で止むような雨のことである。雨雲が通り過ぎると止んでしまうので通り雨という。天気予報では「通り雨」という用語は使わない。

それに対してにわか雨とは、にわかに(急に)降り出す雨のことである。降る気配はあまりなかったのに、急に振り出して短時間で止むような散発的な一過性の雨のこと。通り雨とほとんど同じ意味だが、気象用語としてにわか雨は定義されており、天気予報でも使われている。