夏みかんとはっさくの違い

夏みかんとはっさくの違い

夏みかんとはっさくの違い

- 概要 -

夏みかんとは、ミカン科ミカン属のかんきつ類で、ナツカン(夏柑)、ナツダイダイ(夏橙)とも言う。酸味が強い。それに対してはっさくとは、果肉の組織は粗めで果汁が少ないが、苦味と爽やかな酸味がある。

- 詳しい解説 -

夏みかんとは、ミカン科ミカン属のかんきつ類で、ナツカン(夏柑)、ナツダイダイ(夏橙)とも言う。酸味が強い。秋に実った果実は木に成らせたままにしておき翌年の夏に食べるので「夏みかん」の名前がついた。こうすることで熟成され酸味が和らぐ。甘みを強く改良したものが甘夏みかん(甘夏)である。

それに対してはっさくとは、果肉の組織は粗めで果汁が少ないが、苦味と爽やかな酸味がある。旧暦の八月朔日(ついたち)=初秋頃にすでに食べられる、ということから、八朔(はっさく)という名前がついたが、実際には晩秋から冬にかけて収穫し、数ヶ月熟成させて酸味を和らげたものが出荷される。