生クリームとバタークリームの違い

生クリームとバタークリームの違い

生クリームとバタークリームの違い

- 概要 -

生クリームとは、生乳の脂肪分が多い部分で、ケーキのデコレーション用にホイップをして用いる。それに対してバタークリームとは、バターに砂糖を加えて柔らかく攪拌してクリーム状にしたものである。ケーキのデコレーションに用いる。

- 詳しい解説 -

生クリームとは、牛の乳、生乳から脂肪分の多いトロッとした部分のこと。洋菓子、ケーキのデコレーションに使う場合には、砂糖を加えあわ立ててホイップクリームにして使う。

それに対してバタークリームとは、生乳から脂肪分だけを分離したバターを使っている。砂糖や牛乳を加えて、空気を含ませるように柔らかく混ぜあわせてクリーム状にしたもの。生クリームよりも日持ちする。昭和の頃は、安価なケーキはバターの代わりにショートニング(植物性油脂)が使われていたため、バタークリームは不味いといわれ下火になったが、逆に近年は懐かしい味として好む人や、上質なバターを使ったバタークリームの美味しさが評価されるようになってきている。