軟膏とローションの違い

軟膏とローションの違い

軟膏とローションの違い

- 概要 -

軟膏とは、ベタベタした感触の脂分(主にワセリンなど)を基材とした塗り薬のこと。ローションとは、水分を主体とした液体状のもののこと。皮膚疾患に用いる場合は、その目的に応じて使い分ける。

- 詳しい解説 -

軟膏とは、ワセリンなどの脂分に薬の有効成分が入ったもの。皮膚の保護効果、低刺激性のため、傷口に塗ることが可能。保湿性が高い反面、べたつき感がある。

それに対してローションとは、水とアルコールに薬の有効成分が入ったもの。頭皮など、軟膏やクリームではベタついて困るような場所への塗布や、広い範囲へのスプレー式散布などの用途がある。浸透性、即効性が高い。アルコールが入っているものは刺激が強いため、傷口やただれている箇所には向かない。