幕府と藩の違い

幕府と藩の違い

幕府と藩の違い

- 概要 -

幕府とは、征夷大将軍(将軍)を頂点とした政治体制のことである。藩とは大名が支配する領地のことである。現在の都道府県よりも各藩の独立性が高く地方分権があった。幕府は連邦政府、藩は州政府のようなものである。

- 詳しい解説 -

幕府とは、征夷大将軍(将軍)を頂点とした政治機構のことである。形式的には将軍は大和朝廷により任命された。始まりは源頼朝が開いた鎌倉幕府だが、幕藩体制を強固に敷いたのは江戸幕府である。

一方藩とは、幕府から1万石以上の領地を与えられた大名が支配する領地、および政治機構のことである。現在の都道府県よりも各藩の独立性が高く、地方分権があったため、幕府は連邦政府、藩は州政府のようなものと例えられる。ただし徳川家自身が持つ領地も多かった。