パストラミとハムの違い

パストラミとハムの違い

パストラミとハムの違い

- 概要 -

パストラミとは、ハムの一種で、肉の周りに香辛料やコショウがまぶしつけてあるもののことである。一方ハムとは、豚肉の塩漬けをくん製して加熱した加工肉のことである。豚肉以外のものも○○ハムと呼ぶ。

- 詳しい解説 -

パストラミとは、塩漬けした肉を乾燥させくん製し、香辛料、ニンニク、ブラックペッパーをまぶしつけたもののこと。もともとヨーロッパでは牛肉で作っていたが、ポークパストラミの名で豚肉から作られたものが売られている。くん製の代わりにボイルする作り方もある。

それに対してハムとは、塩漬けにした豚肉を乾燥、くん製した後、中高温でボイル、またはスチームしたもの。原料の豚肉モモ肉を「ハム」というためにこの名がついたが、今日では原料の種類や部位に関わらず、味付けした肉を加熱した加工肉のことをハムと呼んでいる。