非常勤職員と臨時職員の違い

非常勤職員と臨時職員の違い

非常勤職員と臨時職員の違い

- 概要 -

非常勤職員とは、特殊な能力や経験を有し、期限を設けて採用された者を指す。臨時職員とは、臨時に採用された職員のことである。

- 詳しい解説 -

ここでは地方自治体における非常勤職員、臨時職員について述べる。非常勤職員は、職務の遂行に際して必要な知識、技能、経験等を有するもの、とされる。また、特別職非常勤職員と一般職非常勤職員の二種類があり、特別職非常勤職員は専門的な業務でかつ勤務時間が少ないもの、一般職非常勤職員はおおむね常勤職員に準じた公務を行うが勤務時間が短い、あるいは常勤職員の補佐的な任務を行う場合が多い。任期は総務省通知では1年以内とされるが法律で規定されていないため、各地方自治体により異なる。

それに対して、臨時職員は、緊急的、臨時的に職員が必要となった場合に募集されるもので、任期は半年以内であることとされる。ただし1回の更新は可能で、任期は最長1年間である。常勤職員と変わらない業務を行ったり責任を負ったりする勤務形態でありながら一般職非常勤職員や臨時職員として任用を繰り返すことは禁じられている。