百貨店とショッピングモールの違い

百貨店とショッピングモールの違い

百貨店とショッピングモールの違い

- 概要 -

百貨店とは、デパートメントストアの訳語で、大型店舗内に各商品の売り場を設けて売る小売業者のこと。デパートともいう。それに対してショッピングモールとは、大型の建物内に多数のテナントが入居している商業施設のこと。

- 詳しい解説 -

百貨店とは、百(たくさんの)貨(商品)を扱う店という意味で、デパートメントストアの日本語訳。Departmentには「区分け」「部門」の意味があり、商品を各省品の売り場部門に分けて陳列、販売する総合的小売業者のこと。デパートともいう。都心部に多い。スーパーやショッピングモールと比べて高級な商品を扱い、特に富裕層の顧客を訪問して直接高額商品を勧める「外商」という販売形態がある。百貨店は商品を直接販売することで収益をあげている。しかし近年は後述するショッピングモールの台頭で苦戦し、大型家電量販店や大型衣料品店を入居させる場合もある。

それに対してショッピングモールとは、大型の建物のなかに多数の小売業者、飲食店、サービス産業をテナントとして入居させた総合的商業施設のこと。地方の幹線道路沿いなどに多い。ショッピングモールを経営する会社は、テナント収入で収益を上げている。