- 概要 -
フォーサーズとは、デジタルカメラの映像素子の規格のことである。オリンパスとコダックによって提唱された。それに対してマイクロフォーサーズとは、フォーサーズを拡張した規格である。オリンパスとパナソニックによって提唱された。マイクロフォーサーズにより小型化したミラーレス一眼カメラが発売された。
- 詳しい解説 -
フォーサーズとは、オリンパスとコダックが提唱したデジタル一眼レフカメラの統一規格のことである。フォーサーズとは、英語で4/3の意味を表し、光を電気信号として捉える撮影素子(イメージセンサ)の形が4:3の比率、約17.3mm×13mmであることから付いた名前。
それに対してマイクロフォーサーズとは、オリンパスとパナソニックによって策定されたフォーサーズシステムの拡張規格である。これにより、従来の一眼レフカメラに必須だったミラー(レンズから入った光をファインダーに反射させる反射ミラー)とファインダーが不要になり、ミラーレス一眼カメラと呼ばれるコンパクトなカメラが実現した。