フリーターとフリーランスの違い

フリーターとフリーランスの違い

フリーターとフリーランスの違い

- 概要 -

フリーターとは、フリーランス・アルバイター、フリー・アルバイターの略である。アルバイターとは、アルバイト(=バイト)をする人のことで、非正規雇用者を指す。それに対してフリーランスとは、デザイナーやライターなど特殊な技能を持ち、プロジェクトごとに依頼者と契約を交わして仕事を得ている個人事業主のことである。

- 詳しい解説 -

フリーターとは、フリー・アルバイターの略である。今日では、アルバイトだけでなく契約社員や派遣社員を含めてフリーターと言う場合もある。いずれにしても、正社員ではなく流動的な雇用形態を指す言葉である。フリーターのフリーは「フリーランス」の意味ともとれるものの、「仕事に縛られない」=「自由な」という意味で用いるケースも多い。ちなみに「アルバイト」の語源はドイツ語で、単に「労働」の意味であり、さらに略して「バイト」と言うのも和製外来語である。

それに対して、フリーランスとは、もともとは自由契約という意味だが、「個人事業主」の意味で用いられる。カメラマンや作家やデザイナーなど、特殊な技能を持ったものが依頼者と契約を交わして報酬を受け取る。フリーランサーという言い方もある。フリーターの場合はあくまでも雇われた者、給与所得者であるが、フリーランスの場合は事業主であるという違いがある。