文庫本とライトノベルの違い

文庫本とライトノベルの違い

文庫本とライトノベルの違い

- 概要 -

文庫本とは、横10センチ、縦15センチほどの大きさの書籍で、出版社の名前を冠した○○文庫シリーズとして出版されたもの。それに対してライトノベルとは、若年層向けのテーマを扱った小説で、アニメやマンガ調のイラストが挿絵として使われているもののことである。

- 詳しい解説 -

文庫本とは、各出版社の名前を冠した○○文庫という廉価のシリーズにおいて出版される本のことである。小説の場合は、単行本で出版されたものが文庫本として再版されることがほとんどである。

一方ライトノベルとは、アニメ調のイラストを表紙や挿絵に使用している中高生向けに読みやすく書かれた娯楽小説のことで、テーマはSF、ミステリー、ホラー、学園ものなどさまざまである。登場人物はキャラクター設定が目立ち、イメージしやすいイラストが添えられており、アニメ化、ドラマ化されやすい。ライトノベル出身でのちに権威ある文学賞を受賞したり、一般向けの小説も平行して書いて人気となる者もおり、定義は曖昧である。大きさは、文庫本よりも大きな新書版の場合もあるが、文庫本と同じサイズでライトノベルを出版している会社もある。