ペスカトーレーとボンゴレの違い

ペスカトーレーとボンゴレの違い

ペスカトーレーとボンゴレの違い

- 概要 -

ボンゴレとは、あさりなどの二枚貝を使ったイタリア料理のパスタ料理を指す。それに対してペスカトーレは、魚介類全般を使ったパスタ料理を指す。

- 詳しい解説 -

ボンゴレ(ヴォンゴレ)とは、イタリア語でアサリやハマグリの貝類を指す単語ヴォンゴラ(vongola)の複数形である。アサリ類を用いたソースのスパゲッティを、スパゲティ・ボンゴレ、日本では略して「ボンゴレ」と呼ぶ。それに対して、ペスカトーレとは、もともとイタリア語で漁師を意味する単語で、漁師が売れ残った雑多な魚介類をトマトソースで煮た料理を「漁師風」の意味でペスカトーレと呼ぶようになった。そのため、様々な魚介類が入ったトマトソースベースのパスタ料理を「ペスカトーレ」と呼ぶ。

ちなみに、ボンゴレ・ロッソは、ロッソ=赤の名前の通り、トマトソースを用いたもので、ボンゴレ・ビアンコ(ビアンコ=白)は、トマトを用いない塩味ベースのパスタを指す。