法規と法令の違い

法規と法令の違い

法規と法令の違い

- 概要 -

法規とは、憲法、法律、条例、法令などを含めて法的な規則のことである。それに対して法令とは、行政が定める法律と命令のことである。

- 詳しい解説 -

法規とは、法の規則のことである。憲法、法律、法令など、国民の権利や義務を規定して影響を与える様々な公的な規則のこと。日本国憲法には、憲法を最高法規であると規定している。

それに対して法令とは、行政府が定める命令(法規命令)のこと。また、国会で定める法律と行政府による命令をあわせたもののこと。法としての拘束力を持たない規則は法令ではないが、法令に含めることもある。また、地方自治体による条例や規則も含める場合がある。