保証人と連帯保証人の違い

保証人と連帯保証人の違い

保証人と連帯保証人の違い

- 概要 -

保証人とは、身元や債務の保証を行う者のことで、特に借金の際の保証人のこと。一方連帯保証人とは、借金をする債務者と連帯して借金の返済に関する義務を負う者のことである。

- 詳しい解説 -

保証人とは、ある者が債務を負うときに返済の義務を保証する者もののことである。仮に債務者が返済しなかったとき、保証人は代わりに債権者から返済を迫られても、債務者本人に請求するように抗弁すること(催告の抗弁)が可能である。また複数の保証人で返済を分担することができる。

一方連帯保証人とは、保証人の一種ではあるが、債務者が返済しなかったときに、催告の抗弁はできず、即座に債務者に代わって全額を返済する義務を負う。債務者と連帯責任を負った保証人である。連帯保証人になって債務の肩代わりが原因で破産するケースも多く、連帯保証人になることは相当なリスクである。