- 概要 -
マウスとは、ハツカネズミのこと、またハツカネズミを改良した実験動物のことである。それに対してラットはドブネズミのこと、またドブネズミを実験動物化したもの。マウスは小型のネズミ、ラットは大型のネズミである。
- 詳しい解説 -
マウスとは、ネズミ目ネズミ科 ハツカネズミ属の一種、ハツカネズミのこと。体長は6〜9センチ、尻尾を含めると10〜17センチほどである。日本ではとくにハツカネズミを改良した実験動物に使われるネズミをマウスと呼ぶ。コンピュータの操作に使われる「マウス」はハツカネズミに似ていることからこの名前がついた。
一方ラットは、 ネズミ目ネズミ科クマネズミ属のドブネズミのこと。日本ではドブネズミを実験動物化したものを特にラットと呼ぶ。英語圏では、マウスとラットという別々の単語で区別しているが、日本語ではどちらも「ネズミ」という総称で呼んでいる。