マクロとミクロの違い

マクロとミクロの違い

マクロとミクロの違い

- 概要 -

マクロとは、巨大なもの、巨視的、という意味の単語である。それに対してミクロとは、微小なもの、微視的、という意味の単語である。マクロとミクロは対立する概念ではあるが、一方でマクロとミクロは同じものの見方の違いにすぎないともいえる。

- 詳しい解説 -

マクロとは、ラテン語macroが語源であり、巨大、巨視的という意味の言葉である。マクロは広い視野で物事を見ることで、マクロ宇宙論は広大な宇宙を対象としたものである。また、マクロ経済は、国全体の経済、GDP、物価、経済成長率、グローバル化での経済、などの動きを見るものである。

ミクロとは、ラテン語microが語源で、微小、微視的という意味の言葉である。電子顕微鏡でしか見えない微小なものを「ミクロの世界」というように、マクロ宇宙論に対して分子や原子を対象としたミクロ宇宙論もある。またミクロ経済という場合には、各家庭の支出や収入、企業の経済活動などを見るものである。