- 概要 -
真昆布とは、函館のある渡島半島の東部から南部にかけての沿岸でとれる昆布で、出汁をとるのに適している。それに対して利尻昆布とは、北海道北部や利尻島周辺でとれる昆布で、真昆布に比べ幅が細く、やや塩味があり硬い。
- 詳しい解説 -
真昆布とは、北海道渡島半島の東部〜南部の沿岸部でおもにとれる昆布である。甘味があり、だし用に適している。また肉厚で繊維質が多く荷崩れしにくい。塩こんぶやとろろ昆布、佃煮などの加工品にも適している。
それに対して利尻昆布とは、北海道北部の稚内沿岸、利尻島、礼文島の沿岸部でとれる昆布である。甘みがあり、だし用に適している。真昆布よりも葉は細く、硬く、塩味がある。硬さを生かしてとろろ昆布の原料になる。