マドレーヌとマフィンの違い

マドレーヌとマフィンの違い

マドレーヌとマフィンの違い

- 概要 -

マドレーヌとは、フランス発祥の菊型または貝殻型の焼き菓子である。それに対してマフィンとは、アメリカ発祥のカップケーキである。

- 詳しい解説 -

マドレーヌは、バター、小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダーという基本の材料で作るフランス発祥の焼菓子。配合はパウンドケーキと同様に、バター、小麦粉、卵、砂糖がすべて同量ずつの割合である。名前の由来は諸説あるが、マドレーヌという女性が始めて貝殻を型にして作った、というのが共通の説である。ヨーロッパでは貝殻型で作ったものがマドレーヌだが、日本にレシピが伝わった頃は貝殻型がなかったため、和菓子用の菊型の焼き型を使ったために、以来、日本では菊型のマドレーヌが広まったと言われている。

それに対してマフィンとは、カップケーキ状のアメリカ発祥の焼き菓子である。材料はマドレーヌと同じだが牛乳を加えることや、配合が小麦粉2に対してバター・卵・砂糖・牛乳はそれぞれ1程度となる。似た名前に、イギリス式の(イングリッシュ)マフィンもあるが、こちらは甘くない丸い形のパンである。