免許停止と免許取り消しの違い

免許停止と免許取り消しの違い

免許停止と免許取り消しの違い

- 概要 -

免許停止とは、交通違反の累積点数が基準を超えると一定の期間自動車を運転できなくなることである。それに対して免許取り消しとは、違反の累積点数が基準を超えたり、点数の高い重大な違反を犯した場合に、免許資格がなくなること。欠格期間が終了しても免許は取り戻せず、あらためて免許を取らなければならない。

- 詳しい解説 -

免許停止とは、交通違反点数の累積で基準を超えた場合に、免許を公安委員会に提出し、一定の停止期間の後に、再び免許を受け取って運転することができる。免許停止の前歴がない者の場合は、合計違反点数が6点以上で免許停止になる。

それに対して免許取り消しとは、重大な交通違反をおこしたり、累積点数が基準を超えた場合に、免許資格を剥奪されることである。一定の欠格期間が終了したあとに、再度免許を取得しなおさなければならない。前歴がない者の場合、累積15点以上で免許の取消しになるので、酒酔い運転(35点)、酒気帯び0.25mg以上(25点)なら一発で免許取り消しになる。