ヤクルトとヨーグルトの違い

ヤクルトとヨーグルトの違い

ヤクルトとヨーグルトの違い

- 概要 -

ヤクルトとは、株式会社ヤクルト本社が製造販売している乳酸菌飲料の商品名である。一方、ヨーグルトとは乳を乳酸菌で発酵させた乳製品の一般名称である。

- 詳しい解説 -

ヤクルトとは、株式会社ヤクルト本社が製造販売している乳酸菌飲料の商品名である。ヤクルトという名称は、ヨーグルトを意味するエスペラント語ヤフルトから命名された。乳酸菌ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株(Lカゼイ・シロタ株)が利用されている。Lカゼイ・シロタ株は耐酸性にすぐれ、胃酸で死滅することなく生きたまま腸に届く。

一方、ヨーグルトとは乳を乳酸菌や酵母で発酵させた乳製品の一般名称である。ヨーグルトの語源はトルコ語の「ヨウルト」である。WHOによる定義では、「乳と乳酸菌を原料に、ブルガリア菌とサーモフィルス菌を大量に含み、その発酵作用で作られたもの」とされる。よく名前が知られているビフィズス菌は、特定の商品でブルガリア菌とサーモフィルス菌の他にさらに加えるものである。ヨーグルト全般にビフィズス菌が入っているわけではない。