冷蔵庫とワインセラーの違い

冷蔵庫とワインセラーの違い

冷蔵庫とワインセラーの違い

- 概要 -

冷蔵庫とは、庫内の温度が4度〜10度くらいの、食品保存用の電化製品のことである。それに対してワインセラーとは、ワイン保存用の収納庫であり、ワインにとっての適温、14度〜18度前後に保っている。

- 詳しい解説 -

冷蔵庫とは、食品や飲料を保冷して保存期間を延ばすための電化製品である。通常は、4-10℃程度で冷蔵する。家庭用の冷蔵室と冷凍室をあわせ持ったものは正式には冷凍冷蔵庫と言うが、一般的には「冷蔵庫」といえば冷凍冷蔵庫のことである。しかし業務用などでは、冷蔵機能だけの大型冷蔵庫が使われている。

それに対してワインセラーとは、ワインを保存することを目的としたワイン専用保管庫のことである。ワインは冷蔵庫では冷えすぎて熟成が進まなかったり、飲むときに冷たすぎたりするが、ワインセラーでは、ワインに最適な温度(14〜18度前後)で保存することができる。また、冷蔵庫は乾燥しすぎており、ワインのコルク栓が乾いて、中のワインにも影響が出てしまうが、ワインセラーでは30%〜60%の湿度を保つことができる。さらに冷蔵庫の場合、コルク栓を通して他の食品の臭いがワインに移る可能性があるが、ワインセラーであればその心配はない。